ここでは膠着相場とポジション管理に関して触れていきます。
資産運用は時には忍耐です。
惚れた銘柄が自分の思うように動かなかった時の辛さは恋愛に似ています。
好調な時も不調な時も楽しんで行っていくのが相場の鉄則です。

相場には休むも相場という格言があります。
ハードな取引に明け暮れていると大変神経をすり減らす事となり、疲れてしまいます。

このような時は何もしない事も大切な事なのです。自分のポジションやそれまでの取引を冷静に振り返って成功要因、失敗原因等もきちんと考える事はその後の相場を楽しんでいくには大変重要な事なのです。

資産運用には大きな楽しみがありますが、ついつい熱中するあまり、我を忘れて相場に飲み込まれてしまう事も十分に考えられるのです。
そうなっては折角の相場も楽しくありません。投資を楽しんで成功させるのも失敗に終わらせるも自分次第です。

株式市場や資産運用には毎年大変沢山の方が参入してきます。
しかし、残念な事に最初は慎重な気持ちで相場を初めてもいつか投機性の高い商品にのめり込んで、大切な資産を大きく失くしていく方に沢山お会いしてきました。

これは非常に残念な事です。
初心忘れるべからずとは何事においても同じです。
相場をもっと楽しんでいくためにはこのような心構えが重要なのです。
最初のうちは取引数も少なくして一つ一つの取引を冷静に振り返る習慣をつけていきましょう。

昨今のような変動の激しい相場環境のなかでは、過熱感のなかで冷静な視点を失ってしまうことで大きな損害につながっていく危険性もありますので十分な注意が必要となります。

ロスカットの重要性は先程からずっと述べてきました。
ここまで色々な商品を見てきていかに与世界には様々な金融商品が存在しており、年間を通して変動しているかが大変良くわかったかと思います。
何も今日利益を無理に上げなくてもいいのです。
相場観や銘柄に自信がもてないなら勝負を早期に切り上げたり、見送る事も十分に可能なのです。このような考え方が自分の投資や相場をもっと柔軟に楽しんでいく事の大切さなのです。
日々変動する激しいマーケットで勝ち残っていくには堅実な投資に関する考え方が重要な事となってくるのです。